リードレプリカを活用して負荷分散する | IDCFクラウド ご利用ガイド

リードレプリカを活用して負荷分散する

シングル構成のRDBマシンもしくは冗長構成のRDBマシンのActiveノードをソースとしたレプリケーションによるリードレプリカを利用することが可能です。
1台のマスターに対して複数のリードレプリカを作成することができますが、RDB数がリソース上限に達していると作成することはできません。リードレプリカは1台ごとにFQDNを提供します。


目次


リードレプリカを作成する

  1. RDB一覧からソースとなるRDB名を選択します。
  1. 詳細モーダル上部から「リードレプリカ」タブを選択します。
    RDBのステータスがRunningとなっている必要があります。グレーアウトしている場合は「操作」タブから仮想マシンの起動を行ってください。
    「リードレプリカを追加する」をクリックすると、リードレプリカの設定項目が開きます。

設定項目

2.1 FQDN

作成するリードレプリカのFQDNを入力します。マスターのRDB名と同一の名前や既に存在している名前は指定できません。

2.2 マシンタイプ

作成するリードレプリカのマシンタイプを選択します。マスターのRDBマシンと別のマシンタイプを選択可能です。
マスターのRDBのマシンタイプより低いスペックでリードレプリカを作成することもできます。この場合、リードレプリカは非同期ですので、マスターのRDBの負荷にリードレプリカのスペックが影響することはありません。

2.3 ボリューム

作成するリードレプリカのボリュームサイズが表示されます。サイズはマスターのRDBマシンのボリュームサイズと同じになります。

内容に間違いがなければ「追加する」をクリックします。

「はい」をクリックするとリードレプリカの作成を開始します。


リードレプリカをカスタマイズする

リードレプリカは以下の機能が利用できます。各機能の詳細はリンク先をご参照ください。

リサイズ機能

  • マスターのRDBとは別のマシンタイプへリサイズすることが可能です。
  • マスターのRDBの負荷にリードレプリカのスペックが影響することはありません。
    ※リードレプリカのボリュームはマスターのRDB側のボリュームリサイズ時に合わせて拡張されます。

リソース監視機能

  • マスターのRDBに設定しているMackerel API Keyとは別のAPI Keyを設定することが可能です。
  • リードレプリカのみに監視を設定することも可能です。

パラメーターグループ機能

  • マスターのRDBとは別のパラメーターグループを適用することが可能です。
  • リードレプリカごとに別々のパラメーターグループを適用することも可能です。

リードレプリカを削除する

  1. マスターのRDB名左にあるプルダウンマークをクリックすると、リードレプリカが表示されます。
    削除するリードレプリカ名をクリックします。
  1. リードレプリカの詳細モーダル上部から「削除」タブを選択し、「削除する」をクリックします。
  1. 削除するリードレプリカ名が正しいことを確認し、問題がなければ「はい」をクリックします。

自動的にRDB一覧画面に遷移し、対象のリードレプリカは削除されています。