クラスターの作成 | IDCFクラウド ご利用ガイド

クラスターの作成

IDCFクラウド コンテナで Kubernetes クラスターを作成する方法を説明します。

IDCFクラウド コンテナへのログイン

  1. IDCFクラウドにログインし、「コンテナ」サービスを選択します。
  2. コンテナコンソール」を選択するとコンテナコンソールに遷移します。

クラスターの作成

  1. ダッシュボードの中央にある「作成」をクリックします。
  1. RKE2/K3s」の「IDCFクラウド」を選択します。
  1. クラスター作成画面で必要な項目を入力し、「作成」を選択します。

  1. コンピュートサービスにて自動でVM作成が開始し、クラスターのプロビジョニングが完了すると(通常5-10分程度)、クラスターの状態が Active になります。

設定項目について

クラスターで設定可能な項目について説明します。

NodePool 設定

各種ノードプールの設定を行います。設定可能な項目は以下の通りです。

詳細を表示」から、以下の項目も設定可能です。

クラスター設定

構築するクラスターの各種設定を行います。

ベーシック

クラスターの基本的な設定を行います。

セキュリティ
システムサービス

メンバーの役割

本サービスを契約しているIDCFクラウドのアカウントに所属するユーザー (マルチユーザー) に対して、クラスターのメンバーに追加したり削除したりすることができます。

クラスターを利用できるメンバーを管理する方法と同等の設定を、クラスター作成時に設定可能です。

Add-on:IDCF Cloud

IDCFクラウドの API Key および Secret Key を設定します。

クラウドコンソールの「API」画面から API Key, Secret Key をそれぞれ取得し、「Add-on: IDCF Cloud」の編集画面から各キーを設定します。

etcd

etcd に関する設定を行います。

Automatic Snapshots
Backup Snapshots to S3

S3 互換ストレージへの etcd スナップショットバックアップに対応しています。

デフォルトでは 無効 となっています。利用する場合は 有効 に設定し、認証情報や保存先などを入力してください。

Metric

etcd メトリクスを Public に公開するか、Cluster 内のみに公開するか選択します。デフォルトでは Cluster 内でのみ公開します。

Networking

クラスターのネットワーク設定を行います。

アドレス指定
TLS の別名

サーバーのTLS証明書の Subject の代替名としてホスト名または IP アドレスを追加できます。

Authorized Endpoint

Authorized Endpoint を有効にすることで、Rancher を介さず Kubernetes API サーバーに直接アクセスできます。

通常、デフォルトで起動されたクラスターは ControlPlane のロールをもつノードの IP とデフォルトの Kubernetes 自己署名証明書を使用して Kubernetes API サーバーに直接アクセスできるように構成されます。

アクセス方法は以下をご確認ください。

Upgrade Strategy

クラスターのノードアップグレード時の動作を設定します。

Control Plane ノード、Worker ノードそれぞれ設定が可能です。