etcd のスナップショットについて | IDCFクラウド ご利用ガイド

etcd のスナップショットについて


etcd のスナップショット取得方法を説明します。

クラスターに構築したワークロードやネームスペースなど、クラスターが保持している全ての情報を保管し、問題が発生した際には復旧できるようにするための機能として、etcd スナップショット機能があります。

etcd スナップショットは、特定のタイミングで手動で取得する「ワンタイムスナップショット」と、任意の間隔で自動で取得する「自動スナップショット」があります。

いずれの場合も、スナップショットを指定して復元が可能です。

デフォルトでは、クラスターを構成するノード(etcd の Role を持つノード)のローカルフォルダに保存されます。 スナップショット保存先は GCSS3 互換ストレージに変更することも可能です。

ワンタイムスナップショット

  1. Cluster 管理」を選択します。
  1. スナップショットを取得したいクラスターの名前を選択します。
  2. Snapshots」を選択すると、取得したスナップショットの一覧を閲覧できます。「今すぐスナップショット」をクリックすることで、新たなスナップショットを作成できます。

自動スナップショット

デフォルトでは、自動スナップショットは有効になっています。

クラスターを作成時またはクラスターの編集から取得スケジュールと保存件数を設定することができます。

  1. Cluster 管理」から「設定を編集」を選択します。
  1. Cluster 設定「etcd」の Automatic Snapshots「Cron スケジュール」および「保存件数」を設定します。

設定した保存件数を超えると、もっとも古いスナップショットから削除されます。

保管したスナップショットの復元

保管されているスナップショットを使って、スナップショット取得時の状態を復元することができます。

  1. スナップショットの一覧から、復元したい時点のスナップショットの右側のメニューの「Restore」を選択する。
  1. 任意の Restore Type を選択し、「復元」を選択する。