httpを利用する
IDCFクラウド コンテナで http を利用する方法を説明します。
イングレスではデフォルトでは IDCFクラウド インフィニット LB (以下ILB)
を外部ロードバランサーとして利用する設定となっています。
事前にこちらからサービス申し込みし、有効化してください。
Ingress の作成
クラスターダッシュボードの左メニューから「サービスディスカバリ」を選択し、Ingresses を選択します。
Ingresses
ページ右上にある「作成」を押します。作成ページで必要な項目を入力し、「作成」を押します。
Ingress
で設定可能な項目については以下の通りです。
項目名 | 内容 |
---|---|
名前空間 | デプロイ先の名前空間 (Namespace ) を指定します。 |
名前 | 作成するイングレス名を入力します。 |
ルール | HTTPルールを設定します。 |
Ingress
のルールについては、以下に注意してください。
- リクエストホストは空のままにしてください。
- ILBを使用したIngressを作成する際には、pathTypeをImplementationSpecificに設定してください。
- リクエストパスによってリクエスト先のサービスを切り替えたい場合、複数パスを設定してください。
- 【注意】ILBのIngressでは上位のパスから順番に評価を行います。最上位のパスは空欄のままにしてください。
- ターゲットからリクエスト先となるサービスを選択してください。(サポートしているのは
タイプ: ノードポート
のサービスのみとなります) - ポートではリクエストするサービスのポート番号を指定してください。
- 作成が成功するとロードバランサー一覧に表示される状態が
Active
になることを確認します。