仮想マシンへの接続方法 スタティックNAT編
スタティックNATは、パブリックIPアドレスと仮想マシンを1対1で紐付け、全ポートの通信を同じ仮想マシンに転送する場合に利用します。
標準(無償)提供のパブリックIPアドレス(ソース)はスタティックNATとして設定することはできません。
スタティックNAT設定時には、パブリックIPアドレスを追加で取得する必要があります。
本マニュアルでは、パブリックIPの取得、スタティックNATの有効化/無効化の手順について紹介します。
1. パブリックIPアドレスの取得
- IDCFクラウドにログインし、クラウドコンソールのトップページのサービス一覧から[コンピュート]をクリックします。

- 左メニューより[IPアドレス]をクリックして、[IPアドレス取得]をクリックします。

- 必要な情報を入力し、[取得する]をクリックします。ポップアップ画面が表示されますので[はい]をクリックして取得します。
ここで取得したパブリックIPアドレスは同じゾーンに属しているサーバーにしか付与できませんので、取得対象のゾーンについて確認してください。

2. スタティックNAT有効化
- 対象のIPアドレスを選択
左メニューより、[IPアドレス]を選択し、[IPアドレス名]をクリックします。

- [NAT]タブで、プルダウンメニューよりNAT先となる仮想マシンを選択し、[有効化]をクリックします。

- 「NATを有効化してよろしいですか?」とポップアップ画面が表示されたら、[はい]をクリックします。

- [スタティックNATを有効化しました]と表示されれば、スタティックNATの設定は完了です。

3. スタティックNAT無効化
スタティックNAT無効化を行うと、ファイアウォールのルールはリセットされますので、ご注意ください。
- スタティックNATを無効化する場合は[無効化]をクリックします。

- 「NATを無効化してよろしいですか?」とポップアップ画面が表示されたら、[はい]をクリックします。

- [スタティックNATを無効化しました]と表示されれば、スタティックNATの無効化は完了です。

関連するよくあるご質問
- パブリックIPアドレスは取得できますか?
- 「スタティックNAT有効化」を設定しましたが、「処理に失敗しました」とエラーとなります
- スタティックNATとポートフォワードの違いはなんですか?
- 1つのパブリックIPを使って、スタティックNATとポートフォワード、ロードバランサーの設定ができますか?
- ソースのパブリックIPアドレスをスタティックNATに変更したり、解放することはできますか?