ユーザ管理
ここではバックアップを実行するSubtenantユーザの管理について説明します。
Subtenantユーザは、対象マシンのバックアップを保存および管理できるユーザになります。
バックアップ対象マシンにバックアップエージェントをインストールするとバックアップJOBに紐づくSubtenantユーザが自動作成されます。
Subtenantユーザのパスワード設定
バックアップエージェントを導入したマシンに紐づくsubtenantユーザのパスワードを変更します。
「Veeam Service Provider Console」にログインします。
右上にある「Configuration」をクリックします。
左メニューから「Roles & Users」をクリック、対象アカウントのチェックボックスにチェックを入れた状態で「Edit」をクリックします。
「Login info」をクリック passwordを入力して「Finish」をクリックします。
Subtenantユーザの新規作成
Subtenantユーザの新規作成方法を説明します。
回避策としてSubtenantユーザを新規作成してJOBに紐づける操作が必要となります。
「Veeam Service Provider Console」にログインします。
右上にある「Configuration」をクリックします。
左メニューから「Roles & Users」をクリックし、「New」をクリックします。
「Role」に「Subtenant」を選択して「Next」をクリックします。
「User Info」にユーザ情報を入力して「Next」をクリックします。
必須項目ではありません。管理上必要であれば入力をお願いします。「Login Info」にバックアップを管理するログインユーザ名とパスワードを入力して「Next」をクリックします。
「Locations」で「0 locations selected…」リンクをクリック、選択画面にて「Remote」にチェックをいれ「Apply」をクリックします。
「1 locations selected…」になったことを確認して「Next」をクリックします。
「Cloud repository name」で作成するユーザに割り当てるリポジトリ リソースの名前を指定します。
「Backup repository」でユーザに割り当てる元のリソースを選択します。
「User quota」でユーザに割り当てるリソースサイズを制限できます。「Unlimited」にチェックを入れると全ての領域を消費します。
内容を確認して「Next」をクリックします。「Mandatory MFA usage」で2要素認証を指定できます。選択して「Next」をクリックします。
「Summary」の内容を確認して「Finish」をクリックします。